2006年12月19日 (火)

銀行の政治献金なんて冗談じゃないですよね

今日の朝日新聞の社説「預金者よりも自民党か」に同感です。98年以降、銀行には巨額の公的資金、すなわち国民の税金を投入しました。さらに銀行はゼロ金利政策で国民の富を収奪し続けてきました。その結果巨額の利益を上げるまでになり、余ったお金はサラ金業者に回し、貧乏人を苦しめています。しかも、法人税も免除されています。

安倍総理は銀行からの政治献金の受け取りを自粛すべきと発言しましたが、当然ですね。もし、政治献金を受け取れば、国民の支持はさらに下がると思います。そもそも、政党助成金を受けながら、そのうえに企業から政治献金を受けることが間違っています。何のための政党助成金なのか、これでは巨額の税金を政党に出す意味がありません。

結局、お金のある企業が政治を動かすことになります。今は企業献金によって政策がきまっていると思います。企業から政治献金をもらっている政党は退場して欲しいです。僕のような貧乏人は、選挙のときに1票を投じるだけですが、国民が少し考えて投票すれば、政官財の癒着に終止符を打てると思います。来年の参議院選、横暴な与党に一撃を加えたいものです。

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2006年12月18日 (月)

すでに末期的症状の安倍政権と石原都知事

安倍政権は早くも末期的症状を呈していると思います。麻生外相や中川政調会長の核保有発言、本間正明政府税調会長のスキャンダル、松岡勝利農相の鳥インフルエンザ業者からの献金疑惑。さらに郵政民営化反対議員の復党問題や道路特定財源の一般財源化問題。まだまだ次から次に問題が出てきそうですね。ネット上ではさまざまな疑惑が取りざたされていますが、品のよい日本の新聞は、相変わらずおとなしい報道に終始しています。以前ならおそらく政権が倒れてもおかしくないような、問題が次から次に起きているのに、世の中は静かです。

石原東京都知事も問題が次々と出てきました。石原都知事は地方自治の首長ですが、福島や和歌山や宮崎の知事とは、影響力が違います。日本の人口の1割が住む東京の指導者が誰になるのか大分に住む僕にもおおいに興味があります。石原知事は僕の最も嫌いなタイプです。いつも偉そうに人を見下げています。差別主義者であり、弱者をさげすんでいると思います。何故、あんな男を都知事に選ぶのかとずっと思っていました。今回、これだけの問題が明らかになったのだから、石原知事の再選はあり得ないと思います。もし、石原知事が再選されるようなことがあれば、いよいよ日本は終わりです。東京都民の皆様の良識を信じます。

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