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2007年6月 1日 (金)

自民党長期政権こそ問題である。

年金問題に加え松岡前農相の自殺 と安倍政権にとっては大打撃でしょうね。年金問題は安倍政権の責任と言うより、自民党長期政権のツケだと思います。結局、政官の癒着や甘えがこのような事態を招いたのだと思います。安倍総理が抜本的な改革を訴えても、本当の改革は望めません。問題は社会保険庁だけではないと思います。

夕方、僕の住む由布市から久住高原に抜ける広域農道を車で走りました。人家もない自然豊かな高原を、新しく立派な道路がつくられていました。快適に車を走らせ、周囲の景色のすばらしさに気持ちよいドライブでした。しかし、車を走らせた30分近くの間、峠に一台の車が止まっていたほかは、他の車を見ませんでした。以前にも2度ほど自転車でこの道を走りましたが、すれ違った車は数台でした。山を削りトンネルを掘って、大変なお金を遣ってつくられた道路ですが、ほとんど利用されていないのが現実のようです。こんな無駄な道路をいまだに造っているのに驚きました。しかも、峠には記念碑まで建てられていました。このような無駄こそが自民党長期政権のツケだと思います。

夏の参議院選で自民党長期政権に終止符を打たなければ、抜本的改革などできるはずもありません。安倍政権は国民の人気取りのためにあらゆる手段を使ってくるでしょう。しかし、政権交代以外にこの危機を回避することはできないと思います。

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