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2007年5月 4日 (金)

昨日は憲法記念日

Dscn1121 憲法記念日の昨日、大分では、社民党・共産党・平和運動センター・青年法律家協会・日本科学者会議・平和憲法守る会が主催する憲法集会が開かれました。このように護憲政党や護憲団体が一緒になって憲法集会を毎年開催している県は他にないそうです。

講師は一橋大学名誉教授の杉原康雄先生でした。僕は仕事で遅れて、半分しか聞けませんでした。印象に残ったのは、日本国憲法は国際的に見て非常に高い評価を受けており、未来志向の憲法であるという言葉でした。改憲派の人たちは憲法は施行後60年が経っており、現状に合わないと主張しますが、どこが現状に合わないのか納得いく説明を聞いたことがありません。改憲派は北朝鮮の脅威を改憲の根拠のように言いますが、今の北朝鮮の国力で戦争を仕掛け事など不可能なことは専門家でなくても分かることです。

理由もないのに憲法9条を変えて、戦争のできる国を目指す理由は、やっぱりアメリカの要求ではないかと思います。アメリカはイラク戦争で巨額の軍事費を支払っています。これ以上の負担は財政破綻につながります。財政面だけでなく、戦死者が増えれば反対運動が国内で盛り上がります。そこで、日本憲法を改悪して、日本人も戦闘に参加させたいのだと思います。

日本人の中にもアメリカと一緒になって戦争のできる国になった方が都合の良いと思っている勢力がいるのでしょう。今日の新聞によると、久間防衛大臣が武器輸出3原則を見直すべきだと発言したそうです。武器輸出を認めて儲かるのは誰でしょうか。三菱重工業をはじめとする軍事産業(鉄鋼、電気、などの大手企業)です。戦争することで直接的、間接的に儲かる企業がいます。安倍総理らは国民の命を守るために、憲法を変えるなどと寝ぼけた事を言っていますが、本当は国民の命を犠牲にして一部の人たちのための戦争利権を確保したいための改憲です。

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