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2007年2月26日 (月)

浅野史郎さん決断してください

大分県在住の僕にとって他人事といえば他人事だが、あの差別主義者の石原の落選を願って都知事選に注目しています。今のところ、石原都知事と共産党の吉田氏が立候補しています。民主党は候補者を擁立できるかどうか疑わしい状況です。黒川紀章氏が石原知事が立候補辞退しないのなら自分が出ると公言していますが、石原氏と同様に右翼の黒川氏では新鮮味がありません。一部では石原氏を助けるための立候補ではないかと疑われています。

民主党は都知事選に候補者を擁立するのはやめた方が良いと思います。なぜなら、民主党都議は石原知事を応援してきたはずです。国政で自民党との対立姿勢を示すために、今まで支えてきた石原知事を批判することは有権者には理解できないのではないかと思います。今回は共産党都議の追及で石原知事が都政を私物化していることが明らかになり、相当人気が落ちていますが、これは民主党の手柄ではありません。それどころか石原知事を応援してきたのが民主党です。

一方、市民グループが浅野史郎前宮城県知事の擁立を模索しています。まともに戦えるのは共産党の吉田氏か市民グループの推す浅野氏以外にないと思います。共産党は都議会で石原知事の都政私物化を暴くなど、大変活躍しています。個人的には吉田氏で良いじゃないかと思いますが、残念ながら吉田氏が勝つ見込みはないと思います。吉田さんごめんなさい。そうなれば、後は浅野氏の決断に期待する以外にないと思います。地方自治とはいえ、都知事選は今後の日本の方向に大きな影響を持つと思います。浅野史郎さんも大変だと思いますが、是非決断して東京都から日本を変えて欲しいです。

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2007年2月25日 (日)

君が代不起立

久しぶりです。ビデオプレス製作の「君が代不起立」を見ました。東京都の日の丸・君が代の強制に反対して、君が代斉唱や起立に反対している教師のドキュメンタリーです。周防監督の「それでも僕はやっていない」を観たときも感動しましたが、今日はさらに心を動かされました。卒業式で君が代を拒否して、不起立を貫く先生の意思の強さに大きな力をもらいました。見るからにやさしそうな先生が信じられないような意思の強さで、厳しい処分や非難にもかかわらず、自分の意思を貫く姿に感動しました。先生は免職されても意思は曲げないと断言していました。そして、まだ命まではとられない、しかしこんなことを許していたら命までとられるといっていました。まさに国民を戦争に駆り出すための準備が始まったと思いました。強制的な君が代斉唱・起立を拒否したものの、度重なる不起立によって処分が重くなることを恐れて悩む先生もいましたが、もし僕が先生だったらこの先生の心情に近いだろうと思いました。

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