年の終わりに
2006年も今日で終わり。今年一年を振り返ると、嫌なことが多すぎたというのが正直な感想です。それは公私にわたってです。「相田みつお」的に言えば、不幸は本人の心の持ちようとなるのでしょうが、自己責任ですべてが済ませることはできません。自己責任などという無責任な言葉を言う人間こそ、自己責任を果たしていないと思います。
年の終わりに、相変わらず愚痴ばかり言うことに情けない思いを禁じえませんが、僕たち庶民が社会に不満を持たなくなったら、その社会は恐ろしい社会です。残念ながら今の日本はそのような恐ろしい社会になりつつあると思います。田舎暮らしの秘訣は自己主張をしないことだそうです。僕は都会から田舎に来て18年が過ぎました。その間、地元の人と様々なトラブルを経験してきました。確かに見て見ぬ振りをすれば、うまくいったと思いますが、そんなことはできません。自分が不利な立場に立たされることを承知のうえで、発言してきました。僕の発言で地域が変わったとは思いません。相変わらず人権無視や差別が横行しています。恨まれるだけ損ということです。もっと要領よく地元の信頼を勝ち取って、少しずつ地域を変えていくといった人がいます。なるほど、それも一つの選択だと思います。しかし、僕にはそんな器用なことはできません。
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