« 恵みの雨 | トップページ | 梅雨は梅雨らしく »

2006年6月 9日 (金)

愛国心教育に反対します

 重要法案が軒並み継続審議になりました。まずはよかったです。しかし、継続審議ということは、次の国会で決まる可能性があるということです。今、もっとも危ないのは「教育基本法」だと思います。その理由は、民主党の教育基本法改正案が与党のそれと大差ないからです。いや、むしろもっと右よりといえます。鳩山幹事長は与党案と民主党案の両方とも廃案にして、改めて「改正」のための与野党の協議会(?)を設置する事を提案していますが、自民党は廃案ではなく継続審議を主張しています。巨大与党と野党第一党の案がほとんど変わらないということになれば、後は時間の問題ということになります。よほど世論が盛り上がらない限り、改悪阻止は難しいと思います。

 両改正案の最大の問題は愛国心です。新聞の投書でも愛国心に関する批判が多いようです。愛国心教育の狙いを国民に知らせることが大切です。共謀罪もその内容を多くの国民が理解したことが、反対運動の盛り上がりになり与党の強行採決を止めました。愛国心教育の危険性を伝えることは大変難しいことです。

 10年前だったら、「愛国心」という言葉を聞いただけで、戦前の教育に逆戻りという印象を持ちましたが、今は「愛国心」という言葉が違和感なく話題にされています。いつの間にこんなになってしまったのでしょう。本当に戦前の「愛国心教育」と今言われている「愛国心教育」は違うのでしょうか。はっきり言って同じです。戦前の「愛国心」は天皇への忠誠心ですが、今の「愛国心」はあからさまに天皇を敬えとは言いません。しかし、本質的には権力に逆らうなということです。その先には戦争のできる国が待っています。

 自民党案に対する批判を強めるとともに、民主党案も批判を強める事が必要です。民主党案では「日本を愛する心の涵養」という文言になっています。涵養とは水がしみ込むような状態を言い、強制ではないと民主党は言います。しかし、これって言い換えればマインドコントロールということではないでしょうか。こんな教育基本法改正案を提出する民主党は応援できません。民主党は改正案を取り消して出直して欲しいです。

 

|

« 恵みの雨 | トップページ | 梅雨は梅雨らしく »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/80667/2144460

この記事へのトラックバック一覧です: 愛国心教育に反対します:

« 恵みの雨 | トップページ | 梅雨は梅雨らしく »