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2006年6月 6日 (火)

百姓を始めたころの思いを大事にしたい

 ここ10日余り雨が降らず、田んぼが乾いてきました。そろそろ、水争いが始まりました。まさに我田引水です。僕も水が欲しいのは山々ですが、争ってまで水争奪戦に参加する気持ちはありません。そのうち雨が降るでしょう。

 最近は減反や荒廃農地が増えて、昔に比べれば田んぼの面積は減ったはずなのに、水が足りないのは何故でしょう。僕の考えでは、やはり異常気象だと思います。僕が田んぼを作り始めて17年になりますが、毎年のように異常気象が続いています。今年の気象は平年並みという年がほとんどありませんでした。さらに、自然林の減少も水不足を招いています。自然林が減り、杉や檜が増えたことで、山の保水力が減り、雨が降れば一気に水かさが増え、日照りが続けば、川の水が減ってしまいます。お金になるはずの杉や檜は外材に押されて、手入れもされず台風でなぎ倒されたままの杉山や檜山があちこちに見られます。

 森が荒廃すれば海が荒廃するといわれています。山から運ばれた有機物が海の微生物を育て、その微生物を餌にする魚介類が豊かになるからです。今、山がやせて、そのために海もやせてきています。さらに生活廃水や農薬が川や海を汚染し、生態系を壊しています。

 異常気象の原因は人間の自然破壊にあると思います。自分で自分の首を絞めているのが人間です。杉を一本売ればいくらになるという計算はできても、百年以上の樫の木の価値はお金では換算できません。お金で換算できない価値に気付くことが大切です。僕も偉そうなことはいえませんが、百姓を始めた頃の思いを大事にしたいと思います。

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