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2006年5月 7日 (日)

殺す側、殺される側

 共謀罪、教育基本法改悪、国民投票法案、こんなに国民にとって重要な法律を、与党は残りわずかの今国会で決めようとしています。名前は忘れましたが、自民党のある議員は議論が沸きあがらないうちに決めた方がよいと発言していました。まさに本音が出たのでしょう。

 昨年、中曽根元総理が国鉄民営化は総評の中心だった国労を潰すために行ったことを、NHKテレビで堂々と発言していました。その結果社会党が弱体化し、憲法改正の道筋をつけたと豪語していました。この発言は、中曽根元総理が違法な労働組合潰しを行ったことを自ら認めたことになります。しかし、この発言に対して、大きな批判が起きたとは聞いていません。当時、国労組合員で民営化に反対して首を切られ、今も闘い続けている当事者はこの中曽根の言葉をどんな想いで聞いたことでしょう。このような不正義が堂々と行われ、しかもその不正義を仕掛けた最高責任者が、国民の前でのうのうと自慢話をしているこの国はいったいどうなっているのでしょう。

 今、悪法が次々に成立しています。僕はそう思います。さらに在日米軍の再編など戦争のできる国に一直線に進んでいますが、大きな反対運動は起きていません。マスメディアが権力になびいていることが最大の問題だと思いますが、僕たちにも責任があります。僕たちが、日常的に弱者を見捨ててきた結果だと思います。自分には関係ないと、知らんふりをしてきたことが、僕たちの足元まで侵食されているのが、今の状況です。

 自分の立場をどこに置くのかが問われています。殺す側に立つのか、殺される側に立つのか。ほとんどの人は殺される側にいることを忘れてはならないと思います。そして、自分の日常生活の中で闘うことが必要です。

殺す側、殺される側はジャーナリスト本多勝一氏の著書から引用しました。

 

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