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2006年5月 3日 (水)

警察に護られながらデモ行進

 今日は憲法記念日です。すばらしい五月晴れで農作業日和だったのですが、昨今の状況を見れば、仕事どころではありません。午前中は社民党、共産党、平和運動センター、青年法律家協会、日本科学者会議などが主催する憲法集会(大分)に行きました。この集会は36回目だそうです。社民党や共産党そして法律家などが一緒に開催する憲法集会は全国的に見ても珍しいのではないかと思います。僕たち一般人も自由に参加できます。500人収容する会場は椅子が足りず、後ろで立っている人もいました。 

 今日の講師は専修大学の古川純先生でした。テーマは「自民党の憲法草案」についての解説でした。時間が短く十分な説明は聞けませんでしたが、自民党草案は近代憲法の基本である立憲主義(国家権力を制限するために国民が突きつけた規範)を変更し、憲法に国民を縛る規範の考えをとりれていると言う事でした。

 立憲主義は、人類が永い闘いの末、勝ち取った民主主義の基本だと思います。自民党草案はその立憲主義をないがしろにするもので、とても容認できません。このような草案を作るとは、自民党議員は近代憲法を理解しているとは思えません。理解してやっているとすれば、随分国民を馬鹿にしています。

 午後は20人余りで、大分市内をデモ行進しました。皆さん自主的に参加していて、憲法・教育基本法改悪反対、共謀罪反対などをシュプレヒコールしながら、40分ほど歩きました。いつもは警察が1人付くのですが、今日は4人もいて、僕たちの前後についてきました。なぜかなと思っていたら、私たちの横を右翼の車が2台大音響を響かせて通り過ぎていきました。今日は右翼の行動を警察が察知していてトラブルが起きないように、僕たちを警備してくれたのだと思いました。もし、警察がいなければ、結構恐いと思いました。

 警察に護られながらのデモ行進というのも変な気がしますが、ありがたいと言うのが本音です。ところで、右翼は黒い大きなバスを2台も連ねていましたが、金持ちなのですね。あの金はどこから出ているのでしょう。僕たちは古い拡声器を修理をしながら使っています。道路使用許可のための費用を払うのにも苦労しているのに、うらやましいですね。市民運動というのは、時間とお金がかかると思います。しかし、ただほど高いものはないというように、平和や人権、自由は国民1人1人が汗を流して勝ち取っていくものだと思います。

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» 憲法記念日? [とりあえず]
今日は憲法記念日だそうである。無論、仕事である(泣笑)。ついでに言うと、明日も仕 [続きを読む]

受信: 2006年5月 3日 (水) 20時42分

» 立憲主義と憲法の関係☆憲法は国家を縛る「箍」である? [松尾光太郎 de 海馬之玄関BLOG]
font size=3今年、平成18年の憲法記念日も過ぎた。そんな連休の中、<護憲派の最終防御ライン>と私が呼んでいる長谷部恭男(東京大学)さんの著書を読了した。font color=red『憲法とは何か』/font(岩波新書・2006年4月)。 同書の大部分はここ数年書かれた幾つかの雑誌論稿に加筆編纂されたものであり特に目新しい主張はない。よって、憲法改正の是非を巡る私の長谷部批判としてはさしあたり下記の(およびそこにリンクを張っている)拙..... [続きを読む]

受信: 2006年5月 5日 (金) 13時19分

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