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2006年4月 7日 (金)

「愛国心」なんていらない

 教育基本法を改悪し、国を愛する心(愛国心)を明記しようとする動きが、与党自民党を中心に進められています。愛国心と言う言葉は、随分古めかしい戦前の遺物だと思っていましたが、21世紀の日本でその復活が現実的になりつつあることに驚きを禁じえません。教育基本法など見たこともない人が多いと思います。私も最近はじめて、教育基本法を読んでみました。個人の尊厳を謳い、格調高いすばらしい法律です。なぜ、こんなすばらしい教育基本法を変えようとしているのか。私には理解できません。

 ところで、国とはいったい何なのでしょうか。国を愛せと言われても、愛する国が定義されていないのでは愛することは不可能です。私たちに愛国心を求める勢力は、間違いなく権力者です。彼らの言う国とは彼ら自身なのです。彼らの言う愛国心とは、権力に逆らうなということです。

 多くの人が教育基本法を読んだこともないと思います。したがって、教育基本法が変わっても何の影響もないと思っている人が大半だと思います。それは大間違いです。かつて、「国旗国歌法」が成立したとき、政府は強制はしないと言いました。しかし、東京都などでは、年々教師に対する処分が強化され、強制が行われています。真綿で首を絞められるという状況が進行しています。もし、教育基本法に「愛国心」を求める文言が規定されれば、今の教育現場は大きく変わるでしょう。

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