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2006年4月10日 (月)

昔の人はすごい

 今日は一日雨でした。昨日は花見にも行かず、田んぼの法面の草を焼きました。私の住んでいるところは、すり鉢状の地形をしていて、いわゆる棚田です。昔は小さな田んぼが、千枚田のようにあったのですが、機械化が進むにつれ田んぼを広くしました。百枚あった田んぼを5枚にしたところもあるそうです。田んぼをひろくすると、当然法面が高くなります。そして、田んぼの面積を広くするために、法面の傾斜がきつくなります。転げ落ちそうな法面に張り付いて、草刈り機で草を切ります。そんな作業を70歳を過ぎた老人たちがやっています。昔、農家が家畜を飼っているころは、家畜の餌を確保するために草は競争で刈っていたそうです。だから、いつもきれいに草が刈ってあったそうです。今は、牛や馬の代わりにトラクターや軽トラックが普及し、草を刈る人がいなくなり、ほっとくと荒地になってしまいます。年に2度ほど地域で道の周りなどの草刈をします。だんだんと住んでいる人が老齢化してきて、いろいろな共同作業が難しくなりつつあります。一番大変なのは、もうすぐ始まる水路の掃除です。私の地域の田んぼの水は、10キロ以上離れた川から人工的につくった水路を通って流れてきます。この水路は300年位前に作られたそうです。途中何箇所も岩をくりぬきトンネルを掘ってあります。そのトンネルのことをヌキといいます。ヌキは大人1人がようやく入れるほどの広さで、ところどころ腰をかがめて通らなければなりません。水の多いところでは腰まで水にぬれることもあります。昔の人はこの水路を機械もなく、手作業で掘ったのですね。本当に頭が下がります。

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